立教大学 講演会レポート
梨木香歩さんの講演会に初めて参加しました。実は三年前に同じ池袋のジュンク堂書店の朗読会に行きたかったのですが、既に申し込みを締め切られていました。だから今回は絶対に行こうと決めてました。
お昼頃に雨が上がり、午後は時折日も差すようになりました。この日の立教大学は講演会がいくつもあって、人も多かったです。
会場は大きな教室でしたので、300名くらい?集まったと思います。やはり女性の方が多かったですが、男性もそこそこいました。
撮影・録音・携帯は禁止(この写真は外の看板)席でケータイを取り出すだけで、係が注意にやって来るという徹底ぶりです。サインも受けないと言われ、ほのかな期待で著書を持って行ったのですが、やはりかなわず残念。
加藤さんは上品なおばあちゃんという感じでした。梨木さんはおしゃれな素敵な方ですね。ますます好感度が上がりました。
三時間の講演は長いなあと思っていたのですが、作品の朗読をしてくれたのでよかったです。講義はなくてもよかったと思いましたが、学生から出席票(懐かしい)を集めていたので授業を兼ねていたのでしょう。本音ではもう少し朗読をやってほしかったです。
※以下に、講演会の概要をまとめましたが、私の理解力が足りないことと、聞き漏らしもあって、断片的にしか整理できませんでした。梨木さんのお話は時に難しく、ぼーっと聞いていると、あれっ!今の何?って感じになるんです。
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立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
『環境と文学のあいだ7 自然とともに在ること』
2009年11月14日(土)15:00~18:00
◇開会の挨拶 鳥飼玖美子(教授)
◇講義 野田研一(教授)
「人間化」と「世界化」ー風景以前/風景以降
「ぐるりのこと~境界を行き来する」などを題材
加藤幸子さんの時間
朗読 「火の鳥」「ひとりで見る夢」
梨木香歩さんの時間
エマソン、白神山地と北海道の東大演習林の話。
創作するとき、自然に入っていく。浸透圧みたいな作用があって、自然を飲み込んでいく。
朗読 『家守綺譚』の新作「柿」
昨夜書き上げたそうです。
鯖の柿ノ葉寿司と竜田姫、秋の季節の物語
対談(加藤幸子・梨木香歩・野田研一)
自然に興味の薄い野田さんを何度突っ込む梨木さんと加藤さん(笑)
東京港野鳥公園設立の話。
鳥が好きになったきっかけは、実家が山の中に引っ越したときにアカショウビンを見たから。
「沼地のある森を抜けて」の話。
自然と一体化の文学の話。
「長江」の話。
ナチュラリスト、テリー・テンペストの話(「鳥と砂漠と湖」の著者)
自然についての関心が高いのは、好きだから。
家の中にハエトリグモがいないと家じゃないと思っている。
アフリカのビクトリア湖に行ったとき、パピルスの横に生えていたものが、バルト海で見たものと同じようなガマで感動した。
鹿児島では東に桜島、京都では東に比叡山があった。東西南北が体の中に入っていて、はっきりしてないとだめ。東京の人は東西南北を意識しない。常に方位磁石を持っている。
文章を書く原動力は、その時々、その作品によってフレームが違う。
※斜体は梨木さんの発言
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