小説

『冬の午後』 梨木香歩 著

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雑誌:「ネバーランド」 Vol.11 てらいんく(2009年4月発行)に収録

こんなことは、私の致命傷にはならない。

小学校最後の冬休み、まいはおばあちゃんの家に泊まりがけで遊びに来ていた。おばあちゃんが外出していた時に、庭の鶏の様子を見ていたまいは雄鳥が雌鳥の見つけた虫を横取りしてしまうことに腹が立ったので、箒の柄でつついたら逆上した雄鳥に飛びかかってこられてしまった。そのことをおばあちゃんに話すと・・・。

chickこの物語は「西の魔女が死んだ」のサイドストーリーです。10年以上経ってから、新作書き下ろしが出るとは思いもしませんでした。まいと鶏の過去の経緯は本編で触れられています。

※その他に「渡りの一日」「名前の森へ、腕まくりして」というサイドストーリーが存在する。

pencil関連記事:「西の魔女が死んだ」のサイドストーリー

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「家守綺譚」の続編

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雑誌:「yom yom」 新潮社に収録

vol.10(2009年2月発行) 茶の木

vol.5(2007年11月発行) ヤマユリ

vol.1(2006年12月発行) クスノキ オオアマナ 露草 サナギタケ サギゴケ 梔子

梨木香歩さんの人気作品「家守綺譚」は不定期ながら続編が執筆されている。近年は朗読会で初披露されることが多く、その後「yom yom」に掲載されている。

pencilヤマユリのヒントになったと思われるエピソードが「守りたかったもの」に書かれている。

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『ピスタチオ』 梨木香歩 著

on 連載中(毎月1日発行)

PR誌:「ちくま」 筑摩書房(2008年5月号~連載)に収録

出版社を辞めて、翠は棚というペンネームでライターの仕事をしている。飼っているマース(雌犬)が腫瘍を取る手術を無事に終えて一安心したが、以前アフリカで知り合った片山海里の本を読んで、「ダバ」がマースの症状と似ていることや、洪水の民話にも関係していることに気づく。片山本人と周囲の人間が謎の死を遂げていることに驚きつつも、アフリカ・ウガンダでの取材の仕事を引き受けて、呪術医に会いに行く・・・。

dogこの物語は「沼地のある森を抜けて」の作風に近いものを感じられ、ミステリアスな内容になっています。

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『僕は、そして僕たちはどう生きるか』 梨木香歩 著

on 連載中(毎月7日頃更新)※休載することあり

search僕は、そして僕たちはどう生きるか

ウェブマガジン「あ、ある。」 理論社(開始不明?~連載)に掲載

都心から少しはなれた町で一人暮らしをはじめたコペルくん。14歳の日々、あったことや思ったことを綴るノートから。

土壌生物に興味のあるコペルは、叔父のノボちゃん(染織家)がヨモギを探していることを知って、登校拒否をしている友達のユージン(優人)の家を訪れた。そこへユージンのいとこのショウコもやってきて、一緒にお昼を作って食べたり、庭にはインジャがいるということを聞いて驚くが・・・。

think児童文学作品ですが、メッセージ色の強い内容になってます。ウェブ上で読むことができるので、是非ご覧ください。

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『月と潮騒』 梨木香歩 著

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雑誌:「母の友」 2008年11月号(666号) 福音館書店(2008年11月発行)に収録

大人だって聞きたい!四人の作家による物語

secret袋とじになっているので趣旨を尊重し内容には触れません。

実物は袋とじを開くまで題名もわからないようになっています。

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『f植物園の巣穴』 梨木香歩 著

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単行本:朝日新聞出版(2009年5月発行)

初出:「小説トリッパー」 朝日新聞出版(2006年春季号~2008年秋季号)

私は、一刻も早く、千代に会わねばならぬのだ。

f植物園に転任してきた佐田豊彦は歯痛に見舞われ、奇妙な出来事に遭遇するようになる。ある時、椋の木の巣穴(うろ)に落ちて、子供の体躯になってしまう。カエル小僧の坊とともに故郷を歩き、過去の記憶を辿る。

※単行本は改稿されている。

bud「家守綺譚」の作風ですが「裏庭」の雰囲気も持ち合わせています。過去を乗り越え、己を見つめ直す主人公。生命の不思議を感じられる物語です。

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『トウネンの耳』 梨木香歩 著

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PR誌:「たいせつな風景」 第9号 神奈川県立近代美術館(2008年3月発行)に収録

「耳」をテーマにした短篇

トウネンの、耳はどこにあるのだろう。

芳枝は十二年前に亡くなった夫のつぶやいた言葉を思い出して、図鑑で調べようとしたら、挟まっていた何かの押し葉を見つけた。

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『本棚にならぶ』 梨木香歩 著

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単行本:「本からはじまる物語」 メディアパル(2007年12月発行)に収録

初出:「しゅっぱんフォーラム」(トーハン)

壁やものにぶつかると体のその部分を失ってしまう主人公が本屋で遭遇する不思議な出来事。

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『鴉払いの夜』 梨木香歩 著

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雑誌:「野性時代」 2006年12月号(37号) 角川書店(2006年12月発行)に収録

新創刊3周年記念 新境地短篇

鴉にまつわる三編の短篇

  • 石工の妻は夫から十勝石(黒曜石)を貰う。
  • 学者の妻は知人から薔薇を贈られる。
  • 異常な数の鴉に困っていた村人の前に鴉払いをしようという男が現れた。

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『この庭に 黒いミンクの話』 梨木香歩 著

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絵本:理論社(2006年12月発行)

雪ふる小屋にこもるわたしのもとに少女が来て言った。「この庭に、わたしのミンクがいる気がしてしょうがないの」春はくるのか?

もう一つの「ミケルの庭」の物語。絵本バージョン。

絵:須藤由希子

「ミケルの庭」「りかさん」の文庫本に併録されている。

 「からくりからくさ」の続編にあたる。

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『カコの話』 梨木香歩 著

朝日新聞(夕刊/大阪版) 2005年9月1日、8日、15日、22日掲載

「ものがたりの浜辺」に連載(全4回)

昔小学校の教師をしていた老人が公園の池に生息する「カコ」を見つける。それは小さな人魚だった。

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『沼地のある森を抜けて』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2008年12月発行)

単行本:新潮社(2005年8月発行)

はじまりは「ぬかどこ」だった。先祖伝来のぬか床がうめくのだ――。

叔母が死んで、久美は代々伝わるというぬか床を世話することになった。そのぬか床に、得体の知れない卵が出現。いったい何が起こっているの? 久美は酵母研究者の風野さんを伴い、ぬか床由来の故郷の島を訪ねる。増殖する命、連綿と息づく想い……。解き放たれてたったひとりの自分を生き抜く力とは?

  1. フリオのために
  2. カッサンドラの瞳
  3. かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話Ⅰ
  4. 風の由来
  5. 時子叔母の日記
  6. かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話Ⅱ
  7. ペリカンを探す人たち
  8. 安世文書
  9. かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話Ⅲ
  10. 沼地のある森

※『フリオのために』は改稿されている。登場人物名等異なる。

初出:雑誌 「小説新潮」 2003年6月号 新潮社(2003年6月発行)に収録

☆第16回紫式部文学賞

☆第5回Sense of Gender賞大賞

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『ムシに遭ってムシしなかった話』 梨木香歩 著

Vol2

単行本:Short Fantasy Stories ファンタジーの宝石箱 vol.2

「夜の翼」 全日出版(2004年9月発行)に収録

あやこの学校には、ムシと呼ばれる不思議なものがいた。

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『村田エフェンディ滞土録』 梨木香歩 著

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文庫本:角川書店(2007年5月発行)

単行本:角川書店(2004年4月発行)

初出:「本の旅人」連載(2002年11月号~’03年10月号)

はるかな友たちよ、万のちいさき神々よ、人生の宝石なる時間よ。

1899年、トルコに留学中の村田君は毎日議論したり、拾った鸚鵡に翻弄されたり神様の喧嘩に巻き込まれたり……それは、かけがえのない青春の日々だった。だが……

  • 鸚鵡
  • 驢馬
  • ヨークシャ・プディング
  • 神々の墓場
  • アジの塩焼き
  • 羅馬硝子
  • ニワトリ
  • 雑踏の熊と壁の牡牛
  • 醤油
  • キツネ
  • 雪に日
  • 山犬
  • 大市場
  • まつろわぬ足の指
  • 博物館
  • 火の竜
  • 日本

「家守綺譚」に登場する綿貫とは友人関係にある。

art挿絵をブックギャラリーでご覧いただけます。

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『家守綺譚』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2006年10月発行)

単行本:新潮社(2004年1月発行)

日常にこぼれ出る豊穣な気配。花は人を恋い、水は友を招く。それは、ついこのあいだ、ほんの百年すこし前の物語。

庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。

  • サルスベリ
  • 都わすれ
  • ヒツジグサ
  • ダァリヤ
  • ドクダミ
  • カラスウリ
  • 竹の花
  • ススキ
  • ホトトギス
  • 野菊
  • ネズ
  • サザンカ
  • リュウノヒゲ
  • 檸檬
  • 白木蓮
  • 木槿
  • ツリガネニンジン
  • 南蛮ギセル
  • 紅葉
  • 南天
  • ふきのとう
  • セツブンソウ
  • 貝母
  • 山椒
  • 葡萄

※文庫本は、綿貫征四郎の随筆「烏蘞苺記(やぶがらしのき)」を収録している。

「村田エフェンディ滞土録」に登場する村田とは友人関係にある。

2005年本屋大賞3位

search続編について

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『蟹塚縁起』 梨木香歩 著

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絵本:理論社(2003年2月発行)

初出:雑誌 「日本児童文学」 2001年11-12月号 日本児童文学者協会編 小峰書店(2001年12月発行)に収録

あなたがその恨みを手放さぬ限り…

助けた蟹が恩返しにやってきた事で前世の因縁を思い出すとうきち。やがてその思いを昇華する様を幻想的に描き出す。

絵:木内達朗

bud絵本の方がよく知られていますが、元は短編創作です。

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『ミケルの庭』 梨木香歩 著

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文庫本:「りかさん」 新潮社(2003年7月発行)に収録

ミケルは何だか気持ちのいいところにいる。庭!なんて面白そうな庭!

新しい家が建って、四人の生活も少し変わった。マーガレットが短期留学のため、ミケルを三人に預けて、蓉子、紀久、与希子は母親代わりとなった。ミケルは風邪を悪化させて救急車で病院に運ばれる。

「からくりからくさ」の続編にあたる。その他に「この庭に 黒いミンクの話」がある。

「りかさん」は蓉子の少女時代の物語。

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『りかさん』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2003年7月発行)

単行本:偕成社(1999年12月発行)

「彼女」と一緒なら、きっと大丈夫。

リカちゃんが欲しいと頼んだようこに、おばあちゃんから贈られたのは黒髪の市松人形で、名前がりか。こんなはずじゃ。確かに。だってこの人形、人と心を通わせる術を持っていたのだ。りかさんに導かれたようこが、古い人形たちの心を見つめ、かつての持ち主たちの思いに触れた時・・・。

  • 養子冠の巻
  • アビゲイルの巻

※成長したようこと、その仲間たちの物語「からくりからくさ」がある。

※文庫本は「ミケルの庭」を併録している。「からくりからくさ」の続編にあたる。

art挿絵をブックギャラリーでご覧いただけます。

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『名前の森へ、腕まくりして』 梨木香歩 著

雑誌:「びわの実ノート」 第9号 びわの実ノート編集室(1999年11月発行)に収録

これからどれだけの名前が、自分の一生を通り過ぎていくだろう。

転校したまいは、クラスでショウコと吉富君の二人と同じ班のメンバーになった。二人ともクラスの中では特異な存在だがまいはまだ疎い。一学期の終了式の後、ショウコとまいは夏休みの宿題に出された共同レポートのテーマを探すために杖指山野鳥の森公園に立ち寄る。まいが鳥の名前をよく知っているので、野鳥観察をしようということになった。

budこの物語の存在はほとんど知られていません。「西の魔女が死んだ」の続編というかサイドストーリーです。まいがおばあちゃんの下を去って間もない頃の話で、転校してショウコとの出会いなどが描かれています。まいの魔女修行は続いています。ここから「渡りの一日」へつながり、まいがサシバの渡りを見ようとした動機がわかります。

※その他に「冬の午後」というサイドストーリーが存在する。

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『からくりからくさ』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2002年1月発行)

単行本:新潮社(1999年5月発行)

「ここにはないなにか」を探そうとしないで。ここが、あなたの場所。

祖母が遺した古い家に女が四人、私たちは共同生活を始めた。糸を染め、機を織り、庭に生い茂る草が食卓にのる。静かな、けれどたしかな実感に満ちて重ねられてゆく日々。やさしく硬質な結界。だれかが孕む葛藤も、どこかでつながっている四人の思いも、すべてはこの結界と共にある。心を持つ不思議な人形「りかさん」を真ん中にして・・・。

※蓉子の少女時代の物語「りかさん」がある。

※続編に「ミケルの庭」「この庭に 黒いミンクの話」がある。

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『裏庭 GARDEN』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2001年1月発行)

単行本:理論社(1996年11月発行)

フー・アー・ユー誰だい、君は? テル・ミー教えて、私に。アイル・テル・ユー教えよう、君に。秘密の裏庭から始まる孤独な魂の冒険。

昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた――教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。

第1回児童文学ファンタジー大賞

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『エンジェル エンジェル エンジェル』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2004年3月発行)

単行本:出版工房原生林(1996年4月発行)

わたしはひどいことをしました。神さまはわたしたちをおゆるしになるでしょうか。

コウコは、寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレ当番を引き受けることで熱帯魚を飼うのを許された。夜、水槽のある部屋で、おばあちゃんは不思議な反応を見せ、少女のような表情でコウコと話をするようになる。ある日、熱帯魚の水槽を見守る二人が目にしたものは――なぜ、こんなむごいことに。コウコの嘆きが、おばあちゃんの胸奥に眠る少女時代の切ない記憶を呼び起こす。

※文庫本は結末を改稿している。

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『渡りの一日』 梨木香歩 著

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文庫本:「西の魔女が死んだ」 新潮社(2001年8月発行)に収録

初出:雑誌 「日本児童文学」 1996年1月号 日本児童文学者協会編 文溪堂(1996年1月発行)に収録

いつか、私たちも行くだろう。

まいはショウコといっしょに杖指山に登ってサシバの渡りを見ようとしていたが、ひょんなことからサッカーの練習試合にユニフォームを持って行くことになってしまう。

※文庫本は改稿している。

「西の魔女が死んだ」の続編にあたる。

※その他に「名前の森へ、腕まくりして」「冬の午後」というサイドストーリーが存在する。

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『丹生都比売』 梨木香歩 著

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単行本:出版工房原生林(1995年11月発行)

壬申の乱にまつわる古代の歴史ファンタジー

大海人皇子(天武天皇)と鸕野讚良皇女(持統天皇)の皇子、草壁皇子は偉丈夫の異母兄弟に比べ、ひ弱な自分にいつも引け目を感じていた。少年の頃過ごした吉野で口の聞けない少女キサと出会う。

※丹生都比売(におつひめ)・・・水銀と清らかな水の御神霊

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『月のふたご』 梨木香歩 著

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雑誌:「飛ぶ教室」 FINAL創作特集1995 光村図書出版(1995年4月発行)に収録

ふたごってこういうものよ。

加奈と道子は、ふたごのように育てられた。しかし道子は自分の努力ではどうしようもないところで、決定的に人と違うことがわかっていた。

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『吹雪の夜ウィリアム・フォースが屋敷奉公を決意するに至った話』 梨木香歩 著

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雑誌:「飛ぶ教室」 52号/1994秋 光村図書出版(1994年12月発行)に収録

ビルは後のディー家の歴史に残る名執事、ウィリアム・フォースに

吹雪の夜に旅の修道士を泊めることになった。ビルは最近よくみる黒豹の夢が気になっていたので、修道士がある密命により黒豹を探していると聞いて驚いてしまった。

※物語の導入部と思われる内容

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『プライドチキンの長い助走』 梨木香歩 著

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雑誌:「飛ぶ教室」 51号/1994夏 光村図書出版(1994年10月発行)に収録

やればできる。できればやる。

僕はプライドなんか持たないで生きていく。周りからはいつもやればできると言われてきたけれどやらなかった。それをプライドが高いからだと、麗奈から言い返されてしまった。

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『夏の朝』 梨木香歩 著

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雑誌:「飛ぶ教室」 50号/1994春 光村図書出版(1994年5月発行)に収録

わたし、春ちゃんのモビルスーツになるよ。

夏ちゃんは六つの誕生日に「きゅうこん」が欲しいとお願いした。それは親指姫が生まれる特別の球根のことだった。親指姫の春ちゃんと楽しい日々を過ごすが、見えないおかあさんは心配になってしまう。その様子を守護霊もそっと見守ってくれている。

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『西の魔女が死んだ』 梨木香歩 著

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文庫本:新潮社(2001年8月発行)

新装版:小学館(1996年4月発行)

単行本:楡出版(1994年4月発行)

大好きなおばあちゃんは本物の魔女。生きる力も本物だった。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。

※文庫本は、その後のまいの物語「渡りの一日」を併録している。

※その他に「名前の森へ、腕まくりして」「冬の午後」というサイドストーリーが存在する。

第28回日本児童文学者協会新人賞

第13回新美南吉児童文学賞

第44回小学館文学賞

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『信じるものは』 梨木香歩 著

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雑誌:「飛ぶ教室」 48号/1993秋 楡出版(1993年11月発行)に収録

私はショウコが大嫌い。

クラスの中心にいると思っている麗奈はショウコが大嫌い。ある日、ショウコの落とした何かが気になって事件が起きた。それは、夢の中でずっと探していたものだった。

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